こんにちは。
今回は、髪の毛に良いという風に聞くことの多い「マイナスイオン」と「髪の毛」の関係を紹介したいと思います。
そもそもマイナスイオンとは?
空気中には空気という形で、目に見えない、酸素や窒素や水素が存在しているわけですが、これら酸素や窒素、水素などは元をたどれば「原子」からできています。
原子はプラスの電気を帯びたものと、マイナスの電気を帯びたものがあり、いつもはそれぞれが同じ分量ずつで、くっついてい存在しているので、まるでそこにないかのように感じます。
ところが、何らかの原因でこれがマイナスに偏ったときに感じるのが、マイナスイオンということです。
マイナスイオンは、ストレス解消、疲労回復、血行改善、などの体にとって良い効果があるとされています。
滝などがあるスポットではマイナスイオンを感じやすいですよね。最近の電化製品にもマイナスイオンが発生するタイプのものが主流になってきました。
先ほど何らかの原因でイオン(電気のこと)がマイナスに偏るといいましたが、私たちが一般的にできることの中では、マイナスイオンの発生に大きく関係しているものは湿度です。
大気中の湿度が40%~60%の間にあるときが、一番マイナスイオンが発生しやすい条件です。
これは人間が一番快適に感じる湿度で、髪の毛のためにも一番適した湿度は55%といわれているので、このくらいの湿度を保てるようにしておくといいでしょう。
マイナスイオンが髪の毛に良いといわれている理由!
マイナスイオンが髪の毛に良いといわれているのは、マイナスイオンを浴びせることで髪の毛の潤いがアップするからです。
上の項で、空気中の酸素や窒素や水素が電気を帯びているといいましたが、この世界のものはすべて、感じることはできないほどの電気をまとっています。
髪の毛ももちろん電気をまとっていて、髪の毛は摩擦などから、プラスに偏りやすい性質をもっています。
それが原因で静電気が起こることがありますね。
静電気についてはこちらの記事にも詳しくまとめてみたので気になる人は参考にしてみてください。
電気がプラスに偏った状態では静電気が起こって髪の毛が傷んでしまったりデメリットが発生します。
なので、髪の毛もできればプラスとマイナスの電気が中和した状態でいてくれることが一番良いのですね。
そこで、マイナスイオンのドライヤーや、アイロンが役に立つわけです。
説明が長くなったかもしれませんが理解してもらえたでしょうか?
傷んだ髪の毛はさらにプラスに偏りやすい!
髪の毛は、先ほども少し触れたとおり、外部からの刺激でプラスに偏りやすい性質をもっています。
そしてただでさえプラスに偏りやすい髪の毛に、カラーリングやパーマなどを繰り返していると、さらにプラスに偏りやすくなっていきます。
どうしてかというと、髪の毛の内部はマイナスイオンでできているのですが、髪の毛が傷むとその成分が外に出てしまうからですね。
髪の毛にマイナスイオンを与えることで得られる効果!
マイナスイオンを髪の毛に浴びせることで、髪の毛の保水力がアップします。
傷んでいる髪の毛の内部にマイナスイオンを帯びた水分が入り込んで、吸着して、髪の毛を中和してくれます。
そうすると、しっとりしたつやつやな髪の毛に仕上がります!
静電気が起きずらい髪にもなるでしょう。
ただ、それは髪の毛を中和してくれるというだけであって、髪の毛が補修されるというわけではないのでそこは注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?髪の毛にマイナスイオンが良いといわれている理由を解説してきました。
マイナスイオン、という言葉はなにか癒されるもの、という意味は知っていても実際には何なのか?というところまでは知らない人も多かったのではないでしょうか?
マイナスイオンは、
- 髪の毛を中和して落ち着ける
- 保水力でしっとりとつやつやな髪にしてくれる
ということが分かりましたね。
もちろん髪の毛にだけではなく体に様々な良い効果があるので、マイナスイオンはやっぱり良いものです。
マイナスイオンがでるスポットなどにも足を運んでみるといいかもしれません。