こんにちは。
今回は、髪の毛の大きなダメージ原である「静電気」への対処方法を紹介します。
髪の毛のダメージの原因といえば「静電気」です。
ドアノブ等に手を触れたときにバチッとすることがありますが、あれほど大きなものでなくても実は静電気は、普段の生活の中でも髪の毛に発生しています。
できるだけ普段の生活の中でも起こらないように気を付けたいですね。
静電気は「摩擦」と「乾燥」によって発生することが多いです。
「摩擦」による静電気発生を食い止める方法。
摩擦で静電気は起こります。ではどんなところで摩擦が起こるか?というと、
- 服の組み合わせで静電気が起こる!
- ブラッシングで静電気が起こる!
こんなことで静電気が起こりやすいです。
服の組み合わせによって発生した静電気は、服を脱ぐときなどには髪の毛に触れますし、ブラッシングの場合はもろ髪の毛にすることですから注意を払いたいところです。
服の組み合わせで静電気は起こる!
服の組み合わせによって静電気は起こりやすくなります。
冬の話にはなりますが、セーターやニットなどを着ると静電気が起こりやすい気がしませんか?
実は羊毛やナイロン、レーヨンなどの生地は+の電気をため込みやすい性質があります。
それにたいしてポリエステル素材などは-の電気をためやすい性質があります。
ポリエステルのシャツの上にナイロンのカーディガンを羽織るなど、あまりにも離れた素材同士を組み合わせて着ると、かなり静電気が起こりやすいので、お洋服の組み合わせにも気を配ってみるといいでしょう。
ブラッシングで静電気が起こる!
普段のブラッシングでも実は静電気は起こっています!
髪の毛に何度もブラッシングをしたり、無理やり引っ張ったりすると、静電気が起こる起こらないにかかわらず、髪表面のキューティクルが剥がれたり、髪の毛を守ってくれている天然の油分が剥がれ落ちたりして、髪が傷む原因になります。
髪の毛は簡単に傷んでしまうんですね。
さらにそこに静電気が発生すると、バリアのない傷んだ髪の内部に電気が溜まって、枝毛や切れ毛の原因にもなってしまいます。
普通に軽く髪をとかしているだけでも、普通のブラシでは髪を傷つける原因になるので、なるべく静電気を起こさないものや、髪にダメージを与えないブラシを、選ぶようにしましょう。
「乾燥」による静電気を食い止める方法。
乾燥すると、静電気は発生しやすくなります。
電気は、プラスとマイナスの2種類があり、普段はそれぞれ同じ量ずつあって、ないように感じていますが、これがどちらかに偏ることがあります。
偏った電気が急激に反対の種類に引っ張られたりすると、静電気が発生します。
夏には空気中の水分量がわりと多いこともあり、偏った電気の放電が起こったとき、水分を伝ってゆっくりと放電されるのですが、乾燥しているとそれができずにいきなりバチッとなったりします。
なので、静電気を起こさないためには湿度を水分を大切にする必要があります。
- 髪の毛に水分を与える
- 湿度を適切に保つ
髪の毛に水分を与える!
スプレータイプのトリートメントやへミストが販売されているので、それをつかって髪の毛に直接水分を与え、さらに髪の水分を逃がさないようにしてあげましょう。
お風呂上がりのぬれた髪の毛には静電気が起こることはないと思いますが、ぬれた髪の毛に静電気はおこりません。
少しでも水分を与えましょう。
湿度を適切に保つ!
部屋の湿度を適切に保っておくことでも家の中で静電気が起こることを防ぐことができます。
お肌には湿度が大切というイメージがあると思いますが、それは髪の毛も同じこと!
髪の毛も体の一部なのでしっかりと水分を与えてあげましょう。人間の体に調度良い湿度は60パーセント前後といわれています。
ちなみに40パーセントを下回ると静電気が発生しやすくなるようなので、注意してみてください。
まとめ
いかがでしたか?静電気を起こさない方法を紹介してきました。
髪の毛は少しの刺激で簡単に傷んでしまいますから、特に冬の時期や乾燥の気になる場所ではできるだけ髪の毛のことを気遣ってケアをしてあげるようにしましょう!